母乳合宿を終え退院後の感想。母乳神話・スパルタおっぱい指導について

この病院にしてよかったのか?

辛かった眠かった云々と書きましたが、では
「違う病院にすれば良かった!」
と思っているのかというとそういうわけでもなく。

次があれば違う病院にするかもしれないけど、1回目がここだったことはそれはそれで良かったと思う

って感じです。

次があれば違う病院に、というのは、無痛分娩も検討したいから(お世話になった病院も無痛分娩はできなくもないのですが特別な事情がある人以外あまり勧めない感じ)というのと、母乳に対する自分なりのスタンスが確立したから、です。

私は根性なしなんで、もしうるさく「母乳母乳母乳母乳母乳!」と言われてなければ、もしかしたら途中で
「もうミルクの方がいいんじゃ???」
とやめてしまっていたかもしれません。
産後すぐにおっぱいがドバドバ出るわけじゃなかったし(ほんと数滴無理矢理絞り出すような感じ)、しばらくは吸われるたび乳首が激痛だし・・・
それにミルクの子に比べてうんちがゆるくて頻繁でおむつ替えがほんっと大変(体質もあると思いますが、1日30回近く)でした。

途中、
「育児」が大変というより、「母乳育児を目指すこと」が大変じゃない?そんなの意味なくない?もうやめようかな?
と何度も思いました・・・

でも、軌道にのってからは、外出時なんかも荷物が少なくて済むし、お湯の心配もいらないし、あげられるものなら母乳が楽だな~と思いました。
成分がどうとか赤ちゃんの健康にイイとかいうのは実感する機会も比較する機会もないので分からないですが。

あとめちゃめちゃお腹が空くのですが食べても食べても太らない!聞いてはいたもののこれにはびっくり。

この病院にかかっていたからこそ途中でやめずにあげ続けて出るようになりました。
それは良かったと思っているけど、ちょっと根詰めて頑張り過ぎたとも思っています。
なのでもし二度目があれば、もう母乳のことは自分で考えて進められると思うし、あんまり主張が強くない病院がいいな。と思っている次第です^^;

病院の、母乳育児指導に思うこと


私は単に、おっぱいポロンと出すだけでごはんがあげられるなんて便利!って感じだったのですが、病院としては、

・乳幼児突然死症候群(SIDS)の発生頻度の減少
・成人後の肥満や生活習慣病の予防
・栄養バランスが最適
・赤ちゃんの情緒が安定する
・母親の赤ちゃんに対する愛情が増す

などのメリットを挙げていました。

たくさんの助産師さんがいましたが、病院のルールに則りつつ「できるだけおっぱいで頑張りましょー」くらいのゆるい人もいれば、妄信的な感じの人もいて、「ミルクがどれだけ母乳に劣っているか」を延々説かれたりもしました。

基本的にここの病院は
「母乳が出るかは体質ではない」
という考え方なのですが(言い切るからすごい)、私はやっぱり体質上出やすい人出にくい人というのは絶対あると思います

同じ病院で一か月健診を受けた時、赤ちゃんの体重の増えが不十分だったらしく「ミルクを足すように言われた」と泣いているお母さんを見ました。
妊娠中から長期にわたって母乳出せ出せ!出る出る!ミルクNO NO!と言われ続けてきて、頑張って頑張って頑張って、でも結局「足りてないから赤ちゃん育ってないよ、ミルクあげなよ」って言われたらそりゃあ真正面から取り組んできた人は心折れますよね・・・。

母乳推進は構わないけど、
「母乳にはこんなメリットがあるから、母乳育児を希望する人はその人の最大限出るよう頑張りましょう」
とか、もっと柔軟な感じでできないもんでしょうか。

自分の考えに自信を持ってやればよい

立地やら持病やら年齢やら色んな都合があって、
自分自身はそんなに母乳にこだわるわけじゃないけど、母乳育児に熱心な病院で出産することになった」
ってことはあると思います。私がそう。

妊娠前から「なんか母乳神話というのがあるらしい、母乳が出なくて悩むお母さんが多いらしい」くらいには知っていました。
私の母親があまり出が良くなかったと言っていて、そういう体質も似るのかもと思ったので、自分が妊娠した時は「まあ出たらあげればいいし、出なきゃミルクあげたらいい」くらいに思いました。

産後はただでさえ精神的に不安定になる人も多いし、ボニューボニュー言われると思うように進まない時に滅入ってくることもあるかもしれません。
私もフラフラの時はおかしくなってミルクを足すことに躊躇してしまったこともありました(めっちゃ一瞬ですが)。

でも結局、最初と考え方は変わらないです。
頑張れるとこまで頑張って、出たらあげればいい。それ以上考える必要ない。
出なくてそれに悶々とする暇あったらさっさとミルクにして赤ちゃん見てた方がいい。
そう思います。

新米おかーさんは授乳以外にも考えることやることいーっぱいあるんだし。
その中には一朝一夕に解決できないことだって色々あって、
ちょっとお金(ミルク代)出せば解決する問題に延々悩んでる場合じゃない。

入院中、助産師さんに
「ミルクは、こんな成分も入ってるあんな成分も入ってる!と入っている栄養については都合よく宣伝してますよね?でも、入っていない栄養については何も言わないんです!母乳でしか摂れない栄養があるんですよ!」
と笑顔で熱く語られたときは、あんたの母乳宣伝文句の方がよっぽどタチ悪いわと思いました。

母乳にマージンでももらっとるんか。
ていうか私自身がミルクで育ったというのにケンカ売ってんのか。

こういう極端な人のせいで、母乳神話問題ってこじれてるんだなーと思いました。

母乳でいきたい!と思うなら、病院を利用するくらいの気持ちで、出来る範囲で頑張ればいい。
ミルクで(混合で)!と思うなら、もう母乳の方がどうのこうのと考えなくていい。
授乳の目的は子どもに必要な栄養を与えることであって、母乳を与えている自分に満足することではない。

もし二度目があれば、いろんな言葉に惑わされずにこのスタンスを貫こうと思っております。

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