【妊娠39週・予定日5日前】髪の毛フサフサ男児産まれました

—こちらは過去の日記に子どもが1才半を迎える現在の目線を加えて書いた記事です—

23:15
分娩室には大きな時計があって、「ああ誕生日は今日かな」などと考える。
保健室みたいな陣痛室とは違って、分娩室はなんだか病院ぽくない普通の部屋。
普通の部屋っぽいとこに分娩台がドーンとあって異様だけど。

流産の手術のことを思い出し、
手術室はこんなんじゃなかったなぁ、もっと無機質な感じだったなあ、お産(自然分娩の場合)って手術じゃないんだなあ、産ませてもらうんじゃなくて産むんだなー。
と思う。

ゴールが近づいてきたという気持ちの問題なのか単に一番痛い段階を超えたからなのか、分娩室を観察したり夫と話したりする余裕も少し。

やっと医師登場。
大病院で、健診でも毎回違う先生だったので、出産の時は誰に当たるかなーと思っていたら、最初の妊娠で流産した時の担当医だった。
「まおさんきたね、いよいよだね!頑張ろう!!」と言われてちょっと感動。

少しの間、「まだいきまないで」と言われるいきみ逃しがあった。
よくいきみ逃しが辛かったと聞くけど、陣痛に比べたらさほど印象にないので大したことなかったと思う。
短時間だったからかもしれないけど。

「次の陣痛でいきんでください!」
と言われ、やってみる。
いいですよー!その調子です!とか言われるけどよく分からず。
何度もやっているうちに、あまり痛みが無くなってきた。
「弱いのは逃しちゃっていいです」
「次きたらいきんで!」
と言われるんだけど、そもそもなんで痛みがある時にいきむのか?が分からない。
特に痛くない時にいきんでみても
「そうそう!」とか言われるし・・・。

「髪の毛見えてきた」
「髪の毛ふさふさです!」
「もう髪の毛出てきてます!」
とやたら髪の毛を強調される。

「頭が出ればもう全部出ますから!」
と言われたけど、それは赤ちゃんの頭がでかいからなのか・・・。

そのままなかなか進まず、日付を超えた。

0:10
麻酔して会陰切開。
■会陰切開するかしないかみたいな話を雑誌やネットでよく見かけますよね。
私は「できればせずに」くらいの希望をバースプランに書いていましたが、私の場合赤ちゃんの(頭の)サイズがでかすぎて切開しないというのは難しかったようです。
裂けちゃう方が大変みたいですしね・・・。
言われた通り、切開して頭が出れば後はスムーズでした。

もうあまり陣痛は意識せず(ほんとはダメなのかもしれないけど)、いきめるときにいきむ感じで、
「あーもう次出そうです!」と2、3回言われてから、
「頭出ました」となり、そこからもう1回いきんで、

「産まれました!」

テレビで聞いたことあるような、ホギャーという泣き声。
チラっとしか見えなかったけど確かに髪の毛くろぐろボーボー。

夫の第一声が
「すぐ泣いた!」(産まれて泣かなくて背中をバンバン叩くドラマの見すぎ。)

赤ちゃんは部屋で洗われた?あと、3700グラムもあって大きかったので低血糖のおそれがあるとのことで状態のチェックに連れて行かれ、先生が私の切開の後を縫う。
ちゃちゃっとやって終わりかと思ったら30分以上何か股で作業していてこんなにかかるものなんだと思った。痛かった。

縫われながら、
「これって安産なんですか?」
と聞いてみる。

先生は少し考えて
「出血がかなり多めではありましたけど、総合的には安産と言っていいと思います」
と答えた。

渡瀬さんに、まだちょっと呼吸が安定していないので赤ちゃん少し様子みますと言われる。
私は身体を拭いてもらって術着から持参した前開きパジャマに着替えさせてもらい、フットバス。
アロマは何がいいかと聞かれたのでベルガモット。
特にアロマには興味ないけど、フットバスは気持ち良かった。

両親も部屋に入ってもらい、4人で分娩室。
(私は2時間はここで休むらしい)
あーだったこーだったといった話をする。

順序がよくわからなくなったけど、赤ちゃん問題ないようなのでと言われて赤ちゃんが連れてこられる。
胎脂というらしく、白いベタベタ汚れみたいなのがあちこちについている。
腕枕して隣に寝かせられる。
なんか、よくわかんない。
これ私が生んだ子?目ちっさー。ほんとにガッツ石松みたいだな。と特に感慨というほどのものもなくぼんやり見る。


夫は嬉しそうに抱っこ。
両親も抱っこして、みんなで写真を撮り合い。

■まあ、お産なのでいいんですけど、後で写真見返すと私がボロボロすぎでした。
もともと普段からすっぴんみたいな状態で過ごしてるから気にしてなかったんですが、やはり疲れでヤバい顔に・・・。

私はアロマのフットバスでケアしてもらい、トコちゃんベルトを締めてくれて、最初は車椅子で部屋に移動と聞いてたけど出血が多いのでということでストレッチャー?ベッドで部屋に連れて行かれる。
希望したトイレ付き個室。

赤ちゃんはあずかられていった。
会いたいとか見たいとかの感情はそんなに湧かず。

分娩室でしばらく休んでからだったのでもう2時を過ぎ深夜。
母と夫が、明日午後からくるとのこと。
3人は帰り、病室にひとり。

喉が渇いてがぶ飲み。
唇がカピカピでリップを塗る。
手の届くところにセットしてもらってよかった。

■100均で買った、引っかけられるカゴを持参していて、そこに飲み物やリップやスマホを入れておきました。

傷は麻酔でまだ痛まず、すごく力を入れたからか肛門と腰が痛い。
特に肛門は鬱血痛のような感じでずっとジンジンする。
様子を見に来た看護婦さんに痛み止めを頼むとロキソニンだった。いいのか?ロキソニン。
でもいま眠らないとヤバイと思い、飲む。

分娩室で、マッキーの「僕がいちばん欲しかったもの」とミスチルの「sign」のオルゴールが鳴っていたのを覚えている。
夫は冬ソナの音楽がかかってたと言っていた。それは覚えてない。

トイレに行くのもめちゃ痛い。
壁をつたいよろよろと行く。
ドレッシングボトルみたいなやつで傷口を洗う。
痛い。
拭くのも無理で、トイレットペーパーでぽんぽんおさえる感じ。

薬で痛みは落ち着いたけどあまり眠れなかった。
生まれた赤ちゃんのことにはさほど関心は行かず、凹んだお腹を触ったり(産んですぐお腹は凹まないけど、仰向けだとお腹が不気味なくらい凹んでいて、ぶにぶにした手触りの中に固い子宮があった)骨盤ベルトの締め具合のことを考えたりしていた。

■ここでしっかり眠るべきだったのですが興奮もあってかだめでした・・・。
翌日からの母乳合宿が辛かったです。

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